2019.07.12 Friday

相続は争続って意味じゃないんだけど。。。

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    【相続について思うこと】

     

    ちまたでは、争続と言われて相続が争いごとのように

    言われている場合が多いけど、今日はとても良い家族関係で

    スムーズに遺産分割までできそうな感じ。

     

    いろんな相続をさせてもらった中で

    楽しい相続と、争いが絶えない相続両方があったな。。。

     

    そんな経験からそれぞれの違いを考えてみたら

     

    楽しい相続は

    • 未来志向でどのように遺産を分けたらみんな困らないか考えている

    (おもいやり思考)

    • 相続人どうしでそれぞれの意見をしっかり聞いている
    • その意見を決して批判しない
    • その意見のすり合わせについて自分たちでわからないことは

    専門家に相談して話を進めている

    (あとでもめないように事前対応している)

    • 両親に感謝している

     

    争いが絶えない相続は

    • 過去にあった昔の恨みつらみをぶつけ合う

    例えば・・・

     妹「私はいつもお姉ちゃんのお古ばかりで、お姉ちゃんは

       いつも新しいものかてもらって」

     姉「あなたは好きな習い事ばかりさせてもらってたじゃない」

    とか年前ぐらいの話がとびだす。。。

    最後には

     二人「先生どう思います?」と強い口調で激しく同意を

        求められる。。。

    僕にどうしろと。。。というのが本音です。

     

    • 自分の主張を押しとおすことだけ考えている
    • 家族なのに損得勘定で判断している

    「あいつの方がいっぱいもらっている!!!」

    • 家族以外の第三者が意見をいって振り回される

    一番多いのは配偶者の意見。。。

    たまに親戚のおばさんなんかが登場する

    • 家族間の話し合いがを他人に任せる

    「私たちでは話にならないので、私が○○言っていたと

     姉に言っておいてください」

     なんてのもある。。。

     

     

    もともと相続とは仏教用語から来ています。

     

    仏教用語では「因果が連続して絶えないこと」を意味しています。

     

    仏教では、「この世界のあらゆる物事は,諸行無常で姿かたちを変えていくが,

    決して絶えることは無く,永遠に連続する」というのが根本的な考え方と

    してあります。

     

    むつかしい。。。。

     

    つまりは相続の「相」の字は姿かたち、その存在をあらわし、「続」は続けていくこと。

    姿形を引きつぐといった意味で現在は使われるようになってきています。

     

    仏教辞典などに詳しく載っています

     

    では、どうすれば争続が起こらないか。。。

     

    • 相続人さんが「俺の死んだ後のことはしらん!」と言わず

    遺言を残しておく。

    • 過去に親から受けた恩恵の比較をしない(無用な比較は不幸感を生み出す)

    同じ過去の話をするなら楽しい思い出を

    親の死をきっかけに話しあう。

    • お互いの思考(願望)を話し合う

    決して批判しない。

     

    本当は相続が起こってからではなく、お父さんやお母さんが

    元気なうちにいろんなお話をしていおてもらうのが

    一番争いが少ないんだけど。。

     

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     

     

    ここからは参考です

     

    三井財閥には昔「家憲」といったものが残されていました。

    どのようにして末代まで反映していったかの参考に

    していただけたらと思います。

     

    家 憲

     

    一、単木は折れ易く、林木は折れ難し。汝等相協戮輯睦(きょうりくしゅうぼく)

      して家運の鞏固(きょうこ)を図れ。

    一、各家の営業より生ずる総収入は、必ず一定の積み立て金を引去りたる後、

      はじめてこれを各家に分配すべし。(分配は総本家を最も多額とす。)

    一、各家の内より一人の年長者を挙げ、老八分としてこれを全体の総理たらしめ、

      各家主は皆老八分の命を聴く可きものとす。

    一、同族は、決して相争う事勿れ。

    一、固く奢侈を禁じ、厳かに節倹を行うべし。

    一、名将の下に弱卒なし。賢者能者を登用するに最も意を用いよ。下に不平怨嗟の

      声なからしむ様注意すべし。

    一、主人は凡て一家の事、上下大小の区別無く、これに通暁する事に心懸くべし。

    一、同族の小児は一定の年限内に於いては、他の店員と同一の生活待遇をなし、

      番頭、手代の下に労働せしめて、決して主人たるの待遇をなさしめざるべし。

    一、商売は見切り時の大切なるを覚悟すべし。

    一、長崎に出でて、夷国と商売取引すべし。

     

    【注】協戮輯睦=ともに心や力を合わせ、睦まじくすること

        鞏固  =強く固いこと

     

    家憲の基本は、

    ・家族みんな仲良くやれ

    ・リーダーは経験を経た年長者だ

    ・倹約・蓄財をせよ、人を大切にしろ

    ・将来の家長も現場で鍛えろ、見切りも大事、、、等

    と思ったりします。

     

    どれもこれも奇抜な戒めでなく、ごく普通の事柄が多く、

    この基本的なものを、代々守ってきたことが今日の三井家であり、

    文化なんだと考えたりします

     

    1. 年以上前に今でも通じる内容を残して本当にすごいな〜

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     

    相続を体験することは一生に数える程度しかなく

    不慣れなことも多く、ストレスも貯まることも

    多いですが、家族が離散して、一族がそこで

    終わってしまうことは本当に悲しいことです。

     

    判らないことは早めに専門家に相談して

    もらえればと思います。

     

    きっと幸せって「身近な人と楽しい時間を過ごすこと」だと

    思うからです。

     

    円満な相続が増えていけるように

    今日もお仕事がんばろう。

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